子どもに手洗い習慣を持たせるための方法とポイント!


新型コロナウイルスなど、あらゆる感染症から子どもを守るためにはうがい・手洗いの習慣がとても大切です。ですが、手洗いを嫌がる子どもも多く見受けられます。子どもが意欲的に手洗いをしない理由は一体どこにあるのでしょうか? 今回は、子どもが手洗いをしたがらない理由や、手洗い習慣を持たせるための方法やポイントをご紹介します。

子どもが手洗いをしたがらないのはどうして?

子どもが手洗いをしたがらない原因は、大まかに分けて2種類が考えられます。
1つ目は「物理的理由」です。
例えば
・水が怖い、冷たいのが不快
・洗面所が暗い、怖い
・蛇口に手が届かず手洗いしにくい
・踏み台に上がるのが怖い
などが挙げられます。

もう1つは「精神的理由」です。
・手洗いがつまらない、面倒に感じる
・手洗いの必要性を理解していない
などが考えられます。

自分の子どもが手洗いを嫌がる際は、嫌がっている時の様子を観察し、上記の理由のうちどれに当てはまるのか考えてみましょう。手洗いを嫌がる理由が具体的に分かると、スムーズに苦手意識を克服することができますよ。

子どもに手洗い習慣を持たせる方法は?

物理的理由の場合

子どもが上記のような「物理的理由」によって手洗いを嫌がる場合は、手洗い場の環境を整えることが解決のポイントとなります。
例えば、子どもが踏み台に乗るのを躊躇している場合には以下のような点に気を配りましょう。
・踏み台の高さが子どもの身長に合っているか
・踏み台がグラグラとしていないか
・踏み台の足を乗せる部分はすべりやすくないか

手洗い場の環境を見直すことで、子どもの手洗いへの意欲は大きく変化するはずです。

精神的理由の場合

子どもが手洗いを嫌がる原因として「精神的理由」が当てはまる場合、まずは手洗いの大切さを改めて伝えてみましょう。
視覚を通じて伝えることで子どもも理解しやすく、説得力も増します。その基本となるのは、親が丁寧に手洗いをする場面を日ごろからしっかりと見せることです。
また、絵本や童謡、動画の中には“なぜ手洗いが大切なのか”をテーマにしたものがいくつかあります。このようなツールを活用し、遊んだり歌ったりしながら楽しく手洗いについて学ぶと効果的です。


感染症流行の影響を受け、手洗いが必要なシーンはどの家庭でも増えているはず。毎日健やかに過ごすためにも、子どもに手洗い習慣をしっかりと身につけさせることはとても大切です。子どもが手洗いをなかなかしてくれない……とお悩みの方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてください。