戸建てだからできる!土間のある暮らしとメリット
皆さんは土間のある家と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
おそらく多くの方は田舎のおばあちゃんの家にあるような、昔ながらの土間を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに昔の土間は土や石灰などでできた古めかしいものだったのですが、最近ではオシャレな土間も登場しているのです。
土間の5つのメリット
土間とは屋内にある、床の高さよりも低くて地面のままになった部分の総称のことをいいます。
最近の土間は焦げ茶色の土だけに限らず、コンクリートやタイル、三和土(たたき)で仕上げた高級感のある造りになっているものもあります。
そしてこの土間はただ便利なだけではなく、空間を豊かにするさまざまなメリットがあるのです。
1 屋内にありながら庭のような使い勝手がある
ガーデニングや家庭菜園が趣味の方など、土と一緒に生活している人にとって土間は最高の空間であるといえます。
屋内に土を持って入っても違和感はありませんし、全開できる窓を作っておけばより庭と繋がった空間を作ることができます。
2 スペースを有効活用できる
土間があればそこに自転車などを置くことができます。
多くの土間には広々としたスペースが確保されているため、仕事場として使ったり自転車のメンテナンスなどをする作業スペースとして活用することもできます。
3 来客とのコミュニケーションができる
回覧板を持って来たお隣さんなど、お客さんが来たときに靴を履いたまま床に座ってコミュニケーションすることができるというのも、土間のメリットとなっています。
玄関を開けたところに土間があれば、家に上げることなく土間で話をすることができます。
4 ゴミ置き場として使える
キッチンがある部屋の勝手口のそばに土間を作れば、土のついた野菜やゴミを置く場所として効率良く使うことができます。
5 通り土間にすれば荷物も運べる
奥行きがある家に土間を作るときや、家の表と裏の両方に道があるときなどには、家の中に「通り土間」を設けると良いでしょう。
家の中に通り土間を設ければ、重い荷物を台車に乗せて運ぶこともできます。
土間を作る上での注意点
家の中に土間を作ることにはさまざまなメリットがありますが、作る上での注意点もあります。
まず土間は地面がむき出しになっているので、冬場は土間が無い家に比べて寒く感じます。
また土間を作ると段差ができるため、高齢者がいる家庭では間取りなどに注意する必要があります。
家の中に土間を作る際には「どういった用途で使用したいのか」ということを考えながら、間取りや広さなどを検討するようにしましょう。