フローリングがベタつく原因と解消のコツ
夏は冬と比べて裸足で過ごすことが多くなります。足の裏にかく汗の量も増え、フローリングがベタベタになりがちです。
床にごろんと横になったときに、床がベタベタしていては居心地が悪いですよね。普段から掃除を心がけ、キレイでピカピカのフローリングにしておきましょう。
ここでは、ベタつく夏場のフローリングの解消のコツをご紹介します。
フローリングがベタつく原因
フローリングがベタつくのには、いくつかの原因があります。解消法を知るためにも、まずは原因を知っておきましょう。
・料理中の油
炒め物などの料理をしているときには、目に見えない油がたくさん宙を舞っています。
「台所のフローリングがやけにベタつく……」という経験をしたことがある人も多いと思いますが、それはフライパンなどから飛び出している油によるものです。
・ワックスがはげている
フローリングにはワックスが引いてあるものですが、長く使うことでだんだんとはげています。
フローリングがはげると、そこに汚れがつきやすくなり、ベタつきはじめます。
・足の裏の汗や汚れ
足の裏にかく汗や、足の裏に付着した汚れがフローリングにつくことで、そこがベタつきはじめます。また、スリッパなどの裏についた汚れなどがフローリングにつくこともベタつきの原因になります。
フローリングのベタつきの解消法
フローリングのベタつきの解消法をいくつかご紹介します。
・お掃除シートで掃除する
最も簡単にできる解消法です。フロアモップなどにつけることで、より簡単に掃除できるようになります。お掃除シートはエタノールや除菌剤などが含まれているものを使うことで、よりベタつきが落としやすくなります。
ただし、エタノールや除菌剤は、時間の経過と共に乾燥し、それがベタつきの原因になることも。お掃除シートを使う場合は、3日に一度のペースで床を磨くようにしましょう。
・重曹水で拭く
重曹水を作り、スプレーなどに入れてフローリングに吹き付けましょう。そこを乾いたぞうきんで拭くことで、ベタつきを解消することができます。ただ、スプレーを吹きかけながらぞうきんで拭くことになるので、フローリング全面を掃除するのは大変かもしれません。部分的に掃除するのに向いていると言えるでしょう。
・濡れぞうきんで拭き掃除
雑巾を濡らして固く絞り、水拭きするという方法です。いわゆる「ぞうきんがけ」ですので、身をかがめて行うことになり重労働ですが、ベタつきを落とす効果は最も大きいです。
お掃除シートを買うようなコストもかかりませんし、重曹水を作るような手間もかかりません。掃除をしてから再びフローリングがベタつくまでの期間も長いので、普段はお掃除シートを使って掃除し、1~2週間おきにぞうきんがけをするというのがおすすめです。
フローリングは汗や油ですぐにベタつくものです。
ここで紹介した解消法を用いて、いつもキレイでピカピカのフローリングを維持するようにしましょう。フローリングがキレイになると、お部屋の雰囲気もすごくよくなりますよ。