夏に麦茶を飲むべき5つの理由

夏に麦茶を飲むべき5つの理由

夏は大量に汗をかくので、定期的な水分補給が大切です。そんな夏の水分補給におすすめの飲み物が麦茶です。夏は常に麦茶を冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いかもしれませんが、それをただの「夏の定番」と思っているだけの人もいるかもしれません。

しかし夏に麦茶を飲むことには、理に適ったれっきとした理由があります。

ここでは、夏に麦茶を飲むべき理由を5つご紹介します。

美肌効果が期待できる

麦茶には活性酸素を除去する抗酸化作用があると言われています。
夏は紫外線が強く、シミやそばかすができやすい季節です。シミやそばかすを作るのは、活性酸素によって作られるメラニンであると言われています。抗酸化作用のある麦茶を飲むことでメラニンの生成を抑え、肌を美しくキープすることができるのです。
また、麦茶に含まれるミネラルにはメラニンの代謝促進に効果があると言われており、美肌効果に一役買っています。

体を冷ましてくれる

麦茶の原料は大麦です。大麦には体を冷やす働きがあると言われており、熱中症対策に効果があります。また、麦茶には多くのカリウムが含まれており、カリウムには利尿作用があると言われています。尿と一緒に熱を体の外へ放出し、体温を下げるのです。とはいえ、カフェインのような強い利尿作用ではないので、体が水分不足になることはありません。汗を大量にかく夏でも安心して飲むことができます。

※冷え性の方は、冷やしたものではなく、常温の麦茶を飲むようにするといいでしょう。

脱水症状対策になる

夏は大量に汗をかくので、水分不足と共に、ミネラル不足になります。
そうなると気を付けなくてはいけないのが、脱水症状です。麦茶には豊富にミネラル(ナトリウム、カリウム)が含まれています。体から流れ出た水分やミネラル分を補うことができ、脱水症状対策に効果的です。

胃腸を保護する

夏は暑いので、何かと冷たい食べ物や飲み物を摂取しがちです。
しかし、暑いからと言って冷たいものばかり口にしていると、胃腸が弱ってしまいます。麦茶には胃腸を保護する効果があるとされており、弱った胃腸を整えるに効果的です。
実験で、胃の粘膜を傷つけたマウスに麦茶を投与すると、傷が緩和したという結果が出ています。冷たいものばかりで弱った胃腸をいたわることにも、麦茶は効果があるということです。

血圧を下げてくれる

夏に麦茶を飲むべき5つの理由

麦茶にはアルキルピラジンという成分が含まれているのですが、この成分に血流促進の効果があると言われています。
ほかにも、ギャバ(GABA)が多く含まれています。ギャバは血栓を作りにくくするという効果があるとされており、高血圧に効果がると言われているのです。血圧を下げ、血流をよくしてくれる麦茶を飲むことで、暑い夏を健康的に過ごすことができます。

麦茶はただの夏の風物詩であるだけではありません。夏に飲むべき理由がいくつもあるものです。
夏は麦茶をたくさん飲んで、暑さに負けないよう過ごすようにしてくださいね。