備えあれば憂いなし! 家庭で取り組むべき「台風」の対策方法

おじいちゃん、おばあちゃんへ。敬老の日のおすすめプレゼント3選 夏から秋にかけての季節は、台風が多くなります。激しく吹き荒れる風と強く打ちつける雨は、風災や水災などを巻き起こし、家の破損や停電などのトラブルにもつながります。

台風による被害をなるべく小さく抑えるためには、前もって台風対策をしっかりとしておくことが大切です。
そこで今回は、家庭で取り組むべき台風の対策方法をご紹介いたします。

台風がやってくる前に行っておくべき対策術

家の周りに吹き飛ばされそうなものがないかをチェック

台風によって強い風が吹くと、ある程度の重量があるものでも簡単に飛ばされることがあります。
物干し竿や鉢植え、ほうきなどの小物類が家の外に置いてあるという場合は、吹き飛ばされないように室内に入れたり固定をしたりする対策が必要です。

また、自転車などの大きなものも倒されたり飛ばされたりする可能性があるため、台風の影響を受けない場所へと移動させておきましょう。家の周りや庭だけでなく、ベランダに物が置いてないかもチェックすることが大切です。

雨戸がきちんと機能するかをチェック

台風による強風で物が飛ばされてきたとき、窓に当たるとひびが入ったり割れたりすることがあります。
これを防ぐためにも、雨戸は必要不可欠です。あらかじめきちんと可動するか、ガタつきはないか、ひび割れや劣化している部分はないかなどを確認し、台風の直前になって焦らないように備えておきましょう。
また、万が一窓ガラスが割れてしまった際、室内への飛び散りを防ぐためにも窓の内側にはカーテンを閉めておくことも忘れずに。

水や非常食を確保しておく

台風によって水災や土砂災害が起こり、家の中に閉じ込められてしまう可能性もあります。
このようなトラブルが起こった際でも食事や水分補給ができるよう、非常食や水を家に常備しておきましょう。
家の中にいるとなるとガスコンロや水道水を使って調理ができると思いがちですが、台風の影響によって電気や水道、ガスなどの供給がストップする可能性も考えられます。

このような最悪のケースを想定し、調理なしで食べられる非常食や未開封のペットボトル水などを用意しておくと安心です。

家電などのコンセントを抜いて移動させておく

万が一、家の中が浸水したときのことを考え、漏電を防ぐためにも家電などのコンセントを抜いておきましょう。水に浸かりそうな家電類は、棚の上や二階に移動させておくことも大切です。家電だけではなく、家財や身分証などの重要なものも二階に移動させておきましょう。

お風呂場の浴槽に水を溜めておく

水は飲むためだけでなく、生活のあらゆることに必要となります。水道の普及がストップした場合に備え、生活用の水を確保するためにもお風呂の浴槽に水を溜めておきましょう。飲み水として使うのには適しませんが、トイレに流したり手を洗ったりする際には使用できます。

防災ラジオや懐中電灯などの必要品を揃えておく

おじいちゃん、おばあちゃんへ。敬老の日のおすすめプレゼント3選 台風の威力が深刻な場合、停電などが起こる可能性も十分にあります。

家の中が真っ暗になると、なにかに躓いて転んだりケガをしたりという二次被害の発生も考えられるため、これを防ぐためにも懐中電灯などのアイテムを準備しておきましょう。
この他にも防災ラジオや乾電池、ガスコンロなどのアイテムも揃えておくと心強いです。

夏から秋にかけての季節は、連日のように台風が発生することも珍しくありません。台風による被害を最小限にするためには、各家庭で一人一人がきちんと対策に高い意識を持つことが大切なのです。たかが台風と油断せず、しっかりと対策を行いましょう。