日本の楽しいお正月遊び3つ、子どもに教えてあげよう!

子どもに教えてあげたい!日本の楽しいお正月遊び3つお正月は連休になることもあり、大人にとっては楽しみなイベントですよね。
おいしいお酒やおせち料理、テレビで放送される駅伝大会やバラエティ番組など、お楽しみがたくさんあります。
しかし、小さな子どもたちにとっては、お正月が退屈に感じてしまうことも。お年玉は子どもにとっての楽しみの1つですが、お正月自体への関心が低い子どもは少なくありません。
暖かいコタツに入ってのんびりゴロゴロしながら過ごすお正月もいいものですが、子どもを楽しませるためにも「お正月遊び」を取り入れてみませんか?
今回は、新年を子どもと楽しく過ごすためのお正月遊びを3つご紹介いたします。

新年を子どもと楽しく過ごす!日本に伝わるお正月遊び3つ

1. お正月遊びといえばやっぱりコレ「羽根つき」

お正月遊びといえば「羽根つき」を思い浮かべるという方も多いでしょう。
室町時代に中国から伝わったという羽根つきは、1年の厄をはねて子どもの成長を願うという意味が込められている遊びです。子どもと一緒にお正月を過ごすときに、最適な遊びだといえるでしょう。
そんな羽根つきは、大きく分けて2つの遊び方があります。
まず1つ目の遊び方は、1人でもできる「つき羽根」という遊び方です。羽子板で羽根を宙に上げ、地面に落とさずに何回つくことができるかを数えます。
2つ目の遊び方は、「追い羽根」という2人で羽根をつき合って競う遊び方です。バドミントンのように2人で順番に羽根をつき、落とさないようにラリーをします。親子2人で力を合わせて遊ぶことができますね。

2. 家族みんなで大笑いを「福笑い」

特別なアイテムがなくても画用紙とはさみ、ペンがあればできる「福笑い」。
画用紙に顔の輪郭を描き、目と鼻、口、眉毛などのパーツも描いてハサミで切り取ります。
あとは遊ぶ人が目隠しをした状態で、輪郭の上に顔のパーツを乗せていけばOK。
一番おもしろい顔を作り、たくさんの笑いを取った人が勝ちになります。
「笑う門には福来る」という言葉がありますが、新年にたくさんの笑顔と笑い声を溢れさせ、福を呼ぼうという素敵な意味が込められています。

3. 外で思いっきり楽しみたい「凧揚げ」

子どもに教えてあげたい!日本の楽しいお正月遊び3つ年末年始に食べ過ぎや寝過ぎでなまった体を動かすのなら、「凧揚げ」がぴったり。
「もういくつ寝るとお正月」という歌詞でおなじみの「お正月」の歌にも出てくる凧揚げは、平安時代に貴族の遊びとして取り入れられていたといわれています。
その後、時代とともに庶民の間にも広まっていき、立春に凧揚げをするようになったことから、現在もお正月遊びの1つとして伝わっていると考えられています。
一般的には、凧をより高く上げた人が勝ちという遊び方をしますが、凧同士をぶつけて相手の糸を切ったり凧を落としたりする「凧合戦」という遊び方もあります。
子どもが凧揚げに慣れてきたら、変わり種の遊び方として凧合戦に挑戦してみるのもおすすめです。

テレビゲームやスマホアプリなどの最新ゲームも楽しいですが、日本に古くから伝わっている伝統的なお正月遊びも新鮮味があります。 今年のお正月は、子どもたちと一緒にお正月遊びに挑戦して、家族団らんのひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。