家族の絆をつなぐ「リビング階段」を設置するメリット4つ

家族の絆をつなぐ?「リビングの中に階段」を設置するメリット4つ家のリフォームや新築を考えている方にとって、「階段」をどこに設置するかという問題は大きな悩みどころになるでしょう。
一昔前までは、「階段=玄関ホールに設置する」というイメージがありましたが、最近ではリビングに階段を設置している家も増えています。
一体なぜ、リビングの中に階段を設置する(リビング階段)ケースが増えているのでしょうか。
今回は、リビング階段の大きなメリットを4つピックアップしてご紹介いたします。

リビング階段を設置するメリット4つ

1. デザイン性が高い部屋に見せることができる

リビング階段を設置すると、部屋の内装に立体感や動きが出るため、デザイン性の高い空間に見せることができるというメリットがあります。
リビング階段の作りや形にこだわることで、階段自体が部屋のアクセントになり、インテリアのように活躍してくれるのです。
木製の階段にすると温かみのあるアットホームな雰囲気に、アルミ製の階段を使用するとスタイリッシュでモダンな雰囲気の部屋に仕上がります。
「今時のオシャレな部屋にしたい」という方にはリビング階段がおすすめです。

2. リビングが広く開放的な空間になる

これまでのように玄関ホールに階段を設置するより、リビングが広く見えるというのもリビング階段のメリットです。
玄関ホールに階段を設置する場合は、リビングと玄関を壁で仕切る必要があるため圧迫感があり狭く感じますが、リビングに階段を設置すると壁で仕切る必要がないため、開放感が得られます。
リビングとして使えるスペースは同じでも、壁を取り払って部屋に開放感を出すことで、視覚効果によって広く見せることができるのです。

3. 吹き抜けとの相性抜群で明るいリビングに

リビング階段は、吹き抜けの天井と相性が抜群です。
リビング階段とつながる部分の天井を取り払い、1階の天井に高さを出すことで、さらに開放的な空間を演出することができるのです。
また、リビング階段と吹き抜けを一緒に取り入れると、2階から差し込む光が1階のリビングに降り注ぎ、部屋が明るくなるというメリットも。採光性が高まる上に、風の通りもよくなるので、過ごしていて気持ちのいい部屋を作ることができます。

4. 家族のコミュニケーションが取りやすくなる

家族の絆をつなぐ?「リビングの中に階段」を設置するメリット4つリビング階段を取り入れる最大のメリットともいえるのが、家族同士のコミュニケーションが取りやすくなるという点です。
一般的な2階建て住宅の場合、子ども部屋や寝室などは2階にするケースが多いですが、玄関ホールに階段を設置すると顔を合わさなくても2階に上がることができます。
玄関から帰宅してすぐに子ども部屋や寝室に直行できてしまうため、家族同士が顔を合わせる機会が少なくなることも珍しくありません。
しかし、リビングに階段を設置すると、リビングを通らなければ2階に上がれないため、家族同士が顔を合わせる機会が増えていきます。
「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「おかえり」などの1日の挨拶も自然と交わせるようになるため、家族のコミュニケーションが取りやすくなるのです。

リビング階段を取り入れることで、一気に家の中全体が華やかになり、家族同士の話し声や笑顔が増えるといっても過言ではありません。
家のリフォームや新築をお考えの際には、ぜひリビング階段をご検討してみてくださいね。