計画を立てよう!子どもの教育費がかかる時期とは

2015102001アメリカと並んで学費が高額な国として知られる日本。
みなさんは子供一人にかかる「教育費」について詳しくご存知ですか?

一般的には「1人あたり1000万円かかる」と言われていますが、具体的な内訳までは分かりませんよね。

ここでは、特に学費がかかるタイミング、公立と私立でかわる学費といった教育費の内訳をご紹介します。

トータルの金額は?

幼稚園から大学まですべて公立に通った場合、教育費の総額は約750万円と言われています。

一方で、すべて私立に通った場合、総額はなんと約2000万円になります。

理系の大学に通うとさらに高くなり、約2500万円まで跳ね上がることに……。

ここでの教育費には家賃などの生活費は含まれていません。
1人暮らしで仕送りをするとなると一層高い金額がかかるでしょう。

大きなお金が必要になるタイミング

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○オール公立なら大学入学時がピーク!
すべて公立に通った場合、大学入学時に最もお金が必要になります。
文部科学省の調査によると、公立の大学に入学した際、初年度は約100万円ほどかかります。
入学金のかからない2年以降は、高くても50万円代です。
やはり、私立に通うよりは全体的な費用が低くなっています。

○オール私立なら幼稚園から高コスト
すべて私立に通った場合は、幼稚園入園時から費用がかかります。
さらに入園、入学時だけでなく一定してコストがかかるのが特徴です。
なんと小学校は、6年間の合計で約850万円もかかります。
幼稚園から大学まで公立に通ったトータル額より高いのは驚きですね。
お子さんを私立の小学校に通わせたいなら、早めにたくさんの資金が必要となります。

計画的な貯金が大切!

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公立にせよ私立にせよ、やはり節目となる入学時には大きなお金が必要になります。
子どもが生まれたら、年齢に合わせて計画的に貯金をしていくことが大切です。

毎月の貯金額を決めてコツコツ貯金できれば理想的ですが、思わぬ出費でできないときも多いもの。
だからと言って焦って節約してしまっては、生活にも精神にも悪影響を与えてしまいます。

 

ボーナスなどで余裕があるときは多めに貯めるなど、長い目で見た貯金計画を立てていきましょう。
まずは家計簿をつけ、月々の収支を把握することが必要です。

家計の中でも大きな部分を占める教育費。
「教育は家と並び人生最大の買い物だ」とも言われます。子どもたちの将来のためにも、早め早めに計画を立てて着実に資金を貯めることが必要です。