子ども服の泥汚れ!キレイに落とすテクニックとは?
子どもにとっては楽しく夢中になれる泥遊び。でも、洋服についた泥汚れはガンコで落ちにくいので、ママにとっては 「ゲンナリ……」のもとですね。
泥汚れをスッキリと落とす洗濯術を身につけておきましょう。
泥汚れはなぜ落ちにくい?
子どもの泥汚れが落ちず、洗濯機の中から取り出してガッカリ!という経験のある方は多いのではないでしょうか。困った泥汚れは、なぜ落ちにくいのでしょうか。
そもそも洗濯洗剤は、汚れを溶かして落とすもの。しかし、土や泥は「不溶性」といって、水にも油にも溶けない性質があります。
そして、時間が経つと繊維の間に泥がしっかりと染みこんでしまい、ますます落ちにくくなってしまうのです。
汚れたらすぐに乾かす!
時間が経つと落ちにくくなるので、泥汚れはすぐに落とすのが鉄則です!
汚れた衣類はすぐに脱がせ、まずは天日干しでよく乾かします。そして、泥が乾燥したら、泥汚れをしっかりはたき落とします。
パンパン叩いたり、もんだりして、できるだけ繊維の中から土や砂を払い 落としましょう。洗濯用のブラシか、なければ使い古しの歯ブラシを使ってブラッシングすると効果大です。
面倒ですが、このひと手間で泥汚れの落ち方が格段にアップします。
つけおきをする
バケツにお風呂の温度ぐらいのお湯を入れます。そして、昔ながらの固形石鹸か、浸透力が高い洗濯洗剤を湯に溶かし、汚れた衣類をつけます。バケツの中で洗濯物をつかみ、軽く泳がせるように「振り洗い」をすると洗濯物に洗剤が染み込みやすくなります。
汚れの激しい靴下などなら一晩、色柄ものなら2~3時間つけおきしましょう。これだけでもかなり汚れが落ちます。
しっかりともみ洗いする
つけおきのあとは、泥や土を洗って落とします。きれいなお湯を再度用意し、汚れに固形石鹸をつけながら手もみでしっかりと洗います。
いろいろな方向からしっかりともみ洗いすれば汚れをキレイに落とせます。昔ながらの洗濯石鹸は黒ずみやこすれた泥汚れにも効果てきめん!
しっかりともみ洗いをしたら、あとは普段通り洗濯機に任せればOKです。
「のり」を使う裏ワザ
しっかりともみ洗いしてから、泥のついた部分に文房具の「液体のり」を塗ります。これを5分ほど放置したあと、洗濯機で普段通りに洗います。洗濯によって一旦衣服から離れた泥汚れは、再び衣類にくっつこうとします。でも液体のりで汚れを固めておけば、泥がのりに吸着するので再度服に汚れがつくことがありません。
「スクラブ剤」の入った洗顔フォームでも同様の効果がありますので、試してみてください。
繰り返しになりますが、泥汚れは不溶性です。皮脂汚れとは落とし方が違うということを覚えておきましょう。
しっかりと泥汚れを落すためのワザを知っておけば、子どもが泥だらけで帰ってきてもあまりストレスを感じず、笑顔で迎えてあげられますね。