花粉症にも効果が!? おすすめのアロマを症状別に紹介
花粉が気になる季節、鼻のムズムズや目のかゆみに悩まされている方は多いと思います。
さまざまな花粉症対策があるなか、実はアロマが花粉症に効果があることをご存知でしょうか。
植物から抽出される精油(エッセンシャルオイル)であるアロマオイルは、天然の力で不快な症状にやさしく働きかけてくれるといいます。
そこで今回は、辛い花粉の季節を少しでも楽に乗り越えられるよう、効果が期待できるアロマオイルを症状別に紹介いたします。
花粉症におすすめのアロマオイルを症状別に紹介
目のかゆみにはラベンダー
ラベンダーは、炎症を抑える鎮静作用や抗菌作用があります。
目がかゆい時は、ラベンダー水を含んだタオルで温(冷)シップがおすすめです。
《ラベンダー温(冷)シップの方法》
- 洗面器に湯(または水)をはり、ラベンダーの精油を1滴加え、よくかき混ぜる
- そこにタオルを浸し、軽く絞る
- 目を閉じてタオルをあて、3分程度やさしく押さえる
ラベンダーにはリラックス効果もあるので、花粉症によるイライラを沈めてくれる作用も。
ラベンダーの香りが苦手な方は、ローマンカモミールでも代用できますよ。
鼻づまりや鼻水にはユーカリまたはペパーミント
ユーカリは、粘膜の炎症を抑え、痰を取り除く効果があります。また、ペパーミントにも鼻づまりからくる頭痛や不快感に対する鎮静作用やリフレッシュ効果があるので、鼻のムズムズが辛いときの集中力UPにも効果があるのです。ユーカリやペパーミントの効果を鼻にもたらすためには、カップ吸入が手軽で便利。
《カップ吸入の方法》
- マグカップなど大き目のカップに湯を入れる
- ユーカリまたはペパーミントの精油を1滴垂らす
- カップの口を鼻と口でふさぎ、蒸気を鼻から吸い込む
- 蒸気が少なくなったら湯を足し、5~10分程度続ける
※カップに顔を近づける時は、目を閉じましょう。蒸気が目に触れると刺激を感じることがあります。
職場などで湯が用意できない場合は、マスクやハンカチに1滴垂らすだけでも効果が期待できます。その際は、肌に直接触れないようにしましょう。
免疫力UPにはティートリー
ティートリーには、免疫力や抵抗力を高めたり粘膜の炎症を和らげたりする作用があり、花粉症予防の効果が期待できます。市販のアロマポットを使用するのもいいですし、アロマスプレーを作って部屋や車の中でスプレーすれば、簡単に芳香浴ができますよ。アロマスプレーは持ち運びも楽なので、外出先でマスクやハンカチに吹きかけるなど、使い勝手が良いのでおすすめです。
《アロマスプレーの作り方》
- スプレー容器(50ml以上の大きさ)、精油5滴、無水エタノール5ml、精製水45mlを用意する
- 容器に無水エタノール→精油の順に入れ、よく混ぜ合わせる
- さらに精製水を加え、よく振り混ぜる
※使用の際にもよく振ってからスプレーしましょう。
お気に入りのブレンドを見つけて
アロマスプレーを作る際、症状に合わせて精油をブレンドすることもできます。
なかでも、ティートリー&ラベンダーのブレンド、ペパーミント&ラベンダーのブレンドなどが手軽でおすすめです。
組み合わせてお気に入りの香りを見つけられたら、花粉の季節も楽しく乗り越えられそうですね。