夏休みのお楽しみにも◎ お家でおいしいかき氷の作り方

夏休みのお楽しみにも◎ お家でおいしいかき氷の作り方

子どもから大人まで、みんな大好きなかき氷。
暑い夏にぴったりなデザートですが、家庭でかき氷機を使って作っても上手くいかない……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

お店で食べるようなふわふわのかき氷を家庭で味わうためには、作り方にいくつかのポイントがあります。

夏休みにおいしいかき氷を食べるためにも、作り方のポイントをチェックしてみましょう。

お店の味をお家で再現! ふわふわでおいしいかき氷の作り方

・なるべく大きな氷を使う

ふわふわのおいしいかき氷を作るためには、小さな氷ではなく大きな氷を使うのが1つのポイントです。
大きな氷を使うことでかき氷機の刃に当たる面積が大きくなるため、しっかりと氷を削ることができ、ふわふわ食感に近づきます。冷蔵庫の製氷機で作った氷ではなく、かき氷機についている容器などを使って大きな氷を作りましょう。

・ゆっくりと氷を凍らせる

氷を作るときには、ゆっくりと凍らせることも重要なポイントです。
マイナス20度などの冷凍庫で急速に氷を作ると不純物が混ざりあって不透明な氷になってしまいますが、ゆっくりと時間をかけて凍らせることで不純物が氷の中心に集まり、外側は透明でキレイな氷が作れます。

かき氷用の氷を作るときには冷凍庫の温度を上げたり、氷の容器をタオルで巻いたりして、凍るまでの時間が長くなるように工夫しましょう。

・冷凍庫から取り出した氷をすぐには使わない

氷ができたら溶ける前にすぐに削ってしまおうと考える方が多いと思いますが、実はNG。
ふわふわでおいしいかき氷を作るためには、できた氷を常温でしばらく放置するのがポイントになります。

氷の表面に霜がつき、白くなっている状態の氷は硬すぎるため、削ったあとにふわふわ食感になってくれないのです。ふわふわ食感を実現させるためにも、霜がとれて水がしたたるくらいになるまで常温で放置しましょう。
放置時間の目安は氷の大きさにもよりますが、約15分程度が目安です。

・冷やした器を使う

かき氷をおいしく食べるためには、器にも工夫を取り入れましょう。かき氷を削る直前まで器を冷蔵庫や冷凍庫に入れておき、冷やしておくのです。キンキンに冷やした器でかき氷を味わえば、おいしさもアップしますよ。

・シロップを細くかける

夏休みのお楽しみにも◎ お家でおいしいかき氷の作り方

かき氷が上手に削れたら仕上げにシロップをかけますが、この際にもポイントがあります。
一気に大量のシロップをかけると、せっかく作ったふわふわの氷が潰れてしまうため、細い線で少しずつ回しかけていきましょう。

また、市販のシロップを使えば手軽ですが、いちごジャムと牛乳を混ぜた手作りのシロップを使うのもおすすめです。

他にも、抹茶シロップをかけたかき氷に、あずきや白玉をのせて和風トッピングを楽しむというアイデアもあります。好きなシロップやトッピングをのせて、オリジナルかき氷を楽しみましょう。

子どもと一緒に工夫して氷を作ったり、オリジナルレシピを考案したりすれば、かき氷作りが楽しい思い出になります。夏休みの思い出作りのためにも、ぜひご自宅でおいしいかき氷作りに挑戦してみてくださいね。