ライフサイクルアセスメントって? 生活に運用するには

2016090902『LCA』ライフサイクルアセスメントという言葉をご存知ですか?
ライフサイクルアセスメントとはどのようなものなのでしょう。

また、このライフサイクルアセスメントを実生活に運用するためには、どのような取り組みをすればいいのか紹介します。

ライフサイクルアセスメントとは

通称『LCA』と表現されるライフサイクルアセスメントとは、商品の原材料を調達するところから製造・使用・廃棄に至るまで、製品の環境負荷について評価するための手法のことを言います。
ライフサイクルアセスメントを運用することによって、より環境に負荷が少ない生産方法などを選択していくことができます。

実生活にLCAを運用するとどうなる?

この環境負荷を評価するための手法であるライフサイクルアセスメントを実生活に運用していこう、という動きが目立ち始めています。
私たちは生活していく上で、さまざまなエネルギー資源を消費しながら暮らしていることを改めて知るきっかけにもなるでしょう。
実生活にライフサイクルアセスメントを運用することで、環境に配慮した行動をすることが大切です。

節電でエコな暮らしを

人が暮らしていく上で、電気やガスなどのエネルギーは不可欠です。
エネルギー消費を減らすためには、こまめに電気を消したりエアコンの温度設定に気をつけたりすることで大きなエコにつながります。
エネルギーの無駄遣いをしないために、エコバッグの使用や積極的なリサイクルも重要です。
近年では太陽光発電や雨水利用など、エコに特化した住宅も注目されています。

地産地消を目指す

食生活においてもライフサイクルアセスメントを運用していきましょう。
自家栽培の野菜を中心にし、ごみを出さないために野菜の皮まで利用することが理想です。
しかしみんなが自家栽培をできるわけではありません。ただ地元でできた野菜を中心に購入するだけでも大きく変わります。
また生ごみはごみとして出すのではなく、生ごみ処理機などを使うことで省資源につながります。
食べ残しを減らすことも大切です。

公共の交通機関を利用しよう

ライフサイクルアセスメントって? 生活に運用するには地方によっては一人1台車を所持していますが、できるだけ公共の交通機関を利用して移動することで、大気汚染対策や省エネルギーにつながります。
近場への移動は徒歩や自転車を使いましょう。

小さな積み重ねが大きな成果に

「自分一人が取り組んだところで何も変わらないのでは?
と思うかもしれません。ですが、小さな積み重ねは大きな成果につながります。
普段の日常生活から環境について意識をすることで、環境負荷を低減することができるはずです。