『Mimer-ミメル-』子どもの創造力を育む家

キッズデザイン賞2020受賞

『Mimer-ミメル-』子どもの創造力を育む家

2020年10月31日発売

「みる」・「きく」・「ためす」でわくわくする。
家の中の「遊び場」で想像力を育むことができる、都市型狭小地向け3階建住宅です。

こだわりのポイント

1.子どもの遊び場

LDKにつながった中二階空間、その高低差を活かし子どもの遊び場を作り出しています。家の中に家があるような家型の手すりでその空間を象徴的に演出しました。

「飛べる広場」には吹抜け空間の高さを活かし、その壁面に体を動かし遊ぶ仕掛けを演出しました。

バルコニーには時間や天候の制限なく遊べる「おうち砂場」「描けるスキ間」は中二階下部を利用した子どもの専有領域です。

床天井壁ともに落書きできる素材で仕上げ、階段のすき間から様子をうかがえる工夫は親子双方の安心感を生んでいます。

2.可変性

子育て時代~学童期までの期間にとどまらず、家族の成長と共に居室の間仕切りの変更ができるシステムを採用しました。中二階下スペースは収納に変更できます。

3.自然環境の取り込み

南面ルーフバルコニーは「飛べる広場」とひとつづきの間取り。LDK空間へ太陽光と通風を取り入れる外部環境との中間スペースとして、植物栽培やアウトドアライフに活用できます。そして緑に親しむことが子どもの情操を育む効果があります。

4.地域とのつながり

子どもの独立後、1階カーポート空間では間口広さを有効に活用し、店舗化やテレワークスペースへの改変も可能となります。

近隣に対して開かれた開口部を設け、人と出来事を呼び込み、地域コミュニティ形成を支援することができます。

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