マックホームの分譲住宅地開発手法 『持続可能型多世代コンパクト街区システム@地元』が、このたび、「2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞いたしました。

『持続可能型多世代コンパクトシステム@地元』とは、地域の活性化を想い、地元の小規模な土地でも多世代ライフを叶える仕組みです。

従来の小~中規模分譲住宅開発では、事業収益の観点で土地を効率良く一棟でも多く、同様の大きさの建物を想定して区画を割るのが一般的で、分譲地に余白を設けることは珍しいことです。しかしその結果、土地を手放す際に付加価値がなく、中古流通で難儀し、売り主にも不動産事業者にも満足した結果が得られないのが現状となっています。また、3040代の子育て世帯とその親が隣同士に暮らそうと思っても、高齢者にはその土地は広く、2区画分では価格も高くなるということで諦めざるを得ないという光景もあります。

それらの現状を解決するために、分譲地内の中央にコモンスペースを設置してコミュニティの活性化を図ると共に、各戸が角地形状になるため、従来よりも評価出来る資産になります。また、区画の大きさを一律にせずに、立地によって高齢者の住み替えやDINKs結婚後、子供を持たずに、夫婦とも職業活動に従事するライフスタイル)世帯などを明確な対象とすることで、世帯ごとに必要な大きさを区画内で担保出来るような工夫をしている。「世代」「世帯」「暮らしや趣味嗜好」「建物形状」の4つを軸にそれぞれ4つのパターンを想定した「4×4×4×4256パターンのライフスタイル」を実現して、多世代が混在するコミュニティを形成する仕組みとなっています。

『持続可能型多世代コンパクト街区システム@地元』紹介パンフレット[PDFファイル/1.91MB]

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グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」に出展

20191031日(木)から2019114日(月・祝)の5日間にわたって東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン受賞対象が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」において、『持続可能型多世代コンパクト街区システム@地元』が特別展示で紹介されます。

・GOOD DESIGN EXHIBITION 2019 – 2019年度グッドデザイン賞受賞展 –
会期:2019年10月31日(木)から2019年11月4日(月・祝)
会場:東京ミッドタウン (東京都港区六本木)