冬の終わり「毛布」を自宅で洗濯するコツ

家族の毎日を充実させる「対面キッチン」のメリット4つ

季節が変わってぽかぽかと暖かい春になると、長い冬の間ずっと愛用してきた毛布が不要になります。次の冬が来るまで、しばらくの間しまっておかなければなりません。
このとき、すぐに畳んで押し入れに詰め込むのではなく、きちんと洗濯をして清潔にしてからしまうことが大切です。今回は、毛布を洗濯することの必要性や、自宅で洗濯するときのコツをご紹介いたします。

なぜ毛布の洗濯が必須なの?

「ベッドに入り毛布をかけて眠るときは、お風呂に入ったあとで清潔なパジャマを着ているから毛布も清潔なのでは?」と、このように思う方もいるでしょう。
しかし、毛布には意外にも皮脂や汗などの汚れが付着しています。清潔な状態でベッドに入っていても、寝ている間に皮脂や汗が分泌されるため、毛布には見えない汚れがついているのです。また、毛足が長い毛布はホコリや髪の毛が絡みやすいという特徴もあります。
皮脂や汗、ホコリなどの汚れが蓄積していくと、ダニやカビの原因になることもあるため、収納前にはきちんと洗濯をして清潔にしておくことが大切なのです。

毛布を自宅で洗濯するためのコツ

・毛布の洗濯表示マークを確認する
毛布を自宅で洗濯する前には、必ず洗濯表示の確認をおこないましょう。洗濯機マークや手洗いマークがついていれば、自宅での洗濯が可能です。
一方、水洗い不可マークがついている場合は、水の使用ができないため自宅での洗濯はできません。収納前にクリーニング店に持っていき、お手入れをしてもらいましょう。

・物干し竿に毛布を吊るしてホコリを落とす
洗濯機に入れて洗濯をする前に、ホコリや髪の毛などの大きな汚れを落としましょう。
物干し竿などに毛布を吊るし、手で軽く叩いたりブラッシングをしたりすると、毛に絡まった汚れを落とすことができます。
このとき、目立つ汚れがないかも確認しておくのがおすすめです。シミなどの汚れを見つけた場合は、洗剤の原液を汚れ部分につけてキレイなタオルで叩き、シミ抜きをしておきましょう。

・毛布を洗濯ネットに入れる
ふわふわの毛布の質感をキープし、生地を傷めないようにするためにも洗濯ネットの使用は必須です。毛布が入るくらいの大きな洗濯ネットを用意しましょう。
洗濯ネットに入れるときは、毛布を蛇腹折りにしたあとくるくると丸めるのがおすすめです。筒状に丸めることで洗濯機に入りやすくなります。
キレイに畳んだ毛布を洗濯ネットに入れ、ネットのチャックを閉めたらそのまま洗濯機の中に入れましょう。

家族の毎日を充実させる「対面キッチン」のメリット4つ

・毛布コースや手洗いコースを選択して洗う
洗濯機に毛布コースや手洗いコースなどがある場合は、それを選択しましょう。
洗濯に使用する洗剤は溶けやすい液体タイプがおすすめです。粉末状の洗剤は溶けにくく、毛布の毛に絡まる可能性があるため注意が必要です。
また、おしゃれ着用洗剤の液体タイプを使用すると、毛布のふわふわ感をキープしやすくなります。

・物干し竿を2本使ってM字に干す
大きく分厚い毛布は乾きにくいため、風通しがよくなるような干し方をするのがポイントです。2本の物干し竿を用意して毛布を2本の物干し竿の上にかけ、M字になるように干しましょう。こうすることで風通りがよくなり、乾きが早くなります。
干している間は毛布の乾き具合を確認し、表裏を変えて干すとさらに乾きがよくなります。

クリーニング店に毛布のお手入れをお願いすると、1枚につき数千円の料金がかかることもあります。家族分の毛布をクリーニングに出すことを考えると、大きな出費になってしまうのです。節約のためにも、自宅で洗濯ができる場合はセルフでのお手入れに挑戦しましょう。