「コタツ」の電気代節約テクニック

日本の真冬に欠かせない「コタツ」の節約テクニック気温が下がり寒さを感じずにはいられない冬は、暖房器具の使用が欠かせません。
エアコンやヒーターなど、暖房器具にはさまざまな種類がありますが、昔から日本で愛されているものといえば「コタツ」が挙がります。暖かいコタツに入り、家族団らんの時間を楽しめるのは冬ならではといえるでしょう。
しかしその一方で、コタツにかかる電気代が気になるという方も多いはず。
心置きなくコタツのよさを堪能するためにも、電気代の節約テクニックを学んでいきましょう。

コタツの電気代は意外と安い!?

暖房器具の種類はたくさんありますが、中でもコタツは電気代が安いといわれています。
1Kwhを27円、コタツの強運転で1時間あたり140Wh使用すると仮定した場合、1時間の電気代は約3.7円です。
もちろん設定温度や使用時間、コタツの大きさや種類にもよりますが、エアコンやヒーター、床暖房などと比べると、コタツが最もお得に使用できる暖房器具だといわれているのです。
さらに、使用方法に工夫をするだけで、もともと安い電気代をさらに節約できるのもコタツならではです。暖かさを維持しながらも電気代を節約するためのテクニックをチェックしてみましょう。

コタツでお得に暖まる!賢い節約テクニック

日本の真冬に欠かせない「コタツ」の節約テクニック・コタツの設定温度を「強」から「弱」に変える
コタツを節約しながら使うためには、設定温度をなるべく低くしておく方法がおすすめです。コタツの種類にもよりますが、一般的には「弱」に設定したときに比べて「強」で設定しているときでは電気の使用量が約3倍になります。
よってコタツの設定を「強」から「弱」に変えるだけで、電気代を約1/3に抑えることができるのです。
とはいえ、コタツのつけ始めから「弱」にすると、なかなか暖まらずに寒さを感じることもあります。快適な温度をキープするためにも、はじめは「強」にしておいて暖まったら「弱」に切り替えて保温を意識することがポイントです。

・「湯たんぽ」をコタツの中に入れて暖まりを早くする
コタツのスイッチを入れてからしばらくの間は寒さを感じることもあるでしょう。
そこで活用して欲しいのが「湯たんぽ」です。コタツの掛布団をめくり、中に湯たんぽを入れておくことで素早く暖かさが感じられ、コタツの設定温度を低くしても暖かい状態をキープすることができます。
設定温度が低くなるほど使用する電気量が抑えられるため、節約につながるのが嬉しいポイントです。

・掛布団を2枚にし、コタツの下にカーペットを敷く
コタツの電気代を抑えるためには、熱を逃がさないようにすることも重要です。
掛布団が薄いと熱が外に逃げてしまうため、布団を2枚重ねたり、厚手の毛布に取り替えたりしましょう。
また、コタツの下に厚手のカーペットを敷いておくことも節約法の1つです。
床に直接コタツを置いたり、薄手のラグを敷いているだけでは熱が逃げやすくなります。カーペットを厚手のものに換え、その下に断熱シートなどを敷くとさらに効率的に暖かさを感じることができるでしょう。

電気代の安いコタツに対し、さらに節約テクニックを取り入れることで、お得に冬を越すことができます。寒い冬の季節は、暖かく快適なコタツを取り入れてみてはいかがでしょうか。