素材で違う!子どもの落書きをキレイにするコツと対策方法

素材で違う! 子どもの落書きをキレイにするコツと対策方法小さな子どもが豊かな感性で描く、蝶やお花、車やワンちゃんなどの可愛い絵。
しかし、「ウチの子って天才?!」なんて言えるのは子どもが紙に描いたときだけ。
壁紙や襖、フローリングの一面に堂々と落書きをされると、ママはもう声も出なくなってしまいますよね。

そこで今回は、子どものいたずら書きをキレイに消すアイデアや、いたずら書きを予防する方法などを詳しくご紹介していきます。

落書きをキレイにする方法4つ

水拭きで落とすことのできない落書きは、描かれた部分の材質にもよりますが、基本的には以下の方法でキレイにすることができます。

1. クレヨン
床や壁紙であれば、歯ブラシに歯磨き粉をつけて軽くこすり、濡れたタオルで良く拭き取ることで落とすことが可能です。
しかし、襖などの和紙素材の物は破れてしまう恐れがあるため、ホームセンターなどで売っているキットを使って貼り換えることをオススメします。

2. 油性ペン
フローリングの場合、除光液を浸したコットンで手早く拭き取ればキレイになります。
壁紙などに描かれた落書きは、固く絞った雑巾にお線香の灰をつけて、軽く磨いた後に水拭きをする方法も。
また、キッチンにあるサラダ油やオリーブオイルなどの油を使って拭き取るのも効果的です。

3. 水性ペン
基本的には水拭きで落とすことができますが、柱木や襖などに染み込んでしまった場合は拭いても落とすことができません。
襖は新しいものに貼り換えて、柱は薄く表面を削るのがベストでしょう。

4. ボールペン
先端の細いボールペンは、インク汚れだけではなく、材質そのものに凹み傷を作ってしまうため落とすのが難しくなっています。
水性ボールペンの場合は、ガラスクリーナーを、油性ボールペンの場合は除光液を綿棒の先端につけ、落書きをなぞるようにして丁寧に拭い取っていきましょう。

落書きを予防するためには?

落書きを予防するためには?子どもが落書きをしてしまうのは、決して親を困らせようとしていのことではありません。

まだまだ未熟で、「ここでは絵を描いてはいけない」というルールがわからないだけなのです。

小さな子どもに「ダメ」を教えていくのはとても大変なことですが、以下のような働きかけをして子どもの落書きを予防していきましょう。

・落書き消しを子どもと一緒に行う
・スケッチブックやクーピーなどのお絵描きセットを、手の届く場所に用意しておく
・壁に模造紙を張り、落書きスペースを作る
・頻繁に落書きされる部分を、家具やタペストリーなどで隠してしまう

いかがでしたか?
子どもが描いてしまった落書きを消す方法と、予防のための対策をご紹介いたしました。
ただし、予防のための対策方法は、良い効果をもたらす場合もあれば、逆効果になってしまう場合もあります。
落書きをする子の中には、「褒めてほしい!」という気持で身近な部分に絵を描いてしまう子もいますので、子どもの絵は真摯に向き合って、褒めて満足させることでも落書きを防いでみてくださいね。