住宅規模でエコを考える、自然の力で省エネとは?

住宅規模でエコを考える 自然の力で省エネとは?地球温暖化や資源の節約が叫ばれる昨今、住まいの形から省エネを心がけているという方が増えてきています。

しかし、一言に省エネと言っても幅が広く、何からはじめたら良いかわからない……という方も多いのではないでしょうか。

今回は、家を買う前に押さえておきたい「住宅規模で考える省エネのポイント」や、今すぐにできる省エネのコツについてお話します。

住宅規模の省エネとは?

省エネでもっとも効果的なのは、エネルギーを消費する必要のない住宅環境をつくることです。
一般的な家庭のエネルギー消費量で上位を占めているのは、給湯器や冷暖房機に使用されるエネルギーです。
電気エネルギーだけを見た場合でもエアコン等の冷暖房機の消費量は上位を占めており、続いて多いのが冷蔵庫や照明、テレビといった家電製品になっています。
これらのエネルギー消費量を抑えることが「省エネ」ですが、家を建てる段階から省エネを意識し、自然の力を活用することで、人口エネルギーに頼りすぎない生活を送ることができます。

自然の力を活用した住宅

エネルギーの消費や環境への負荷を抑えたエコな住まいとはいったいどのような住宅なのでしょうか。
ポイントは「光」と「風」です。
自然の光と風を有効に取り入れることで、エネルギー消費量の上位を占める冷暖房機や照明器具の使用頻度を抑えることができます。
そのためには、「気密性・断熱性」に優れた住宅でなければいけません。エコな住まいを目指している方は、家の断熱材や窓にもこだわることをオススメします。
間取りや設備だけではなく、自然の光がよく入る風通しの良い住宅であるかどうかにも意識を向けることが、住宅規模の省エネに繋がります。

今日からできる省エネのコツ

今日からできる省エネのコツ家庭で行えるもっとも身近な省エネと言えばやはり「節電」です。
エアコンの設定温度を見直し、日中の照明利用やテレビのながら見を減らすことで、電気エネルギーの消費量を抑えることができます。

特に電力需要の高まるコアタイム(13時~15時)の間に外出し、図書館などの公共の場所に行くこともピークカット節電に繋がります。

また、「炊事の際ガスコンロだけではなくエネルギー効率の高い給湯器や電子レンジも活用する」「洗濯物はある程度まとめ洗いして回数を減らす」など、炊事や洗濯などの家事も工夫して行うことで省エネに繋がります。

エネルギーの節約を意識してみると、意外と必要のないエネルギーを消費していることに気が付きます。
普段の生活を振り返り、気が付いた点は「エコ」「省エネ」を意識して改善できると良いですね。

また、これを機に自然の力を活用して家電の使用をなるべく減らす「省エネ住宅」について考えてみるのも良いかもしれません。