知らないと損!「夏の大掃除」が大事な理由

0718_01「大掃除といえば年末」と思っている方は、ハッキリ言って損しています。梅雨が明けて暑さも増してくる今こそ大掃除が必要です。

何故なら、「年末まで快適に過ごせる家」になるか否かは、この時期の掃除にかかっているのです。

今回は、是非実践して欲しい「夏の大掃除」についてお話します。

 

外回りのお掃除で風通し良好!

梅雨の湿気とホコリで網戸周辺はかなり汚れていて、放っておくと立てつけが悪くなったり、風の通りが悪くなったりします。風の通り道を確保することは、暑い夏には特に重要です。しっかり手入れしましょう。

<網戸>

1. 網目につまったホコリをハケで払い落とし、掃除機で吸い取る
2. スポンジや雑巾で拭いて、一面を濡らす
3. 重曹水や洗剤を含んだスポンジで、下から上へと拭いていく
4. 最後にもう一度水拭きする

<サッシ>

1. 掃除機であらかたのホコリを吸い取る
2. 固まった汚れはハケをつかってかき出す
3. 雑巾やスポンジでサッと水拭きする

リビングのダニ・ベタベタホコリを徹底駆除!

0718_02床のベタつき、不衛生な布製のソファなどはカビ・ダニの繁殖につながってしまいます。また、夏は住人の汗や湿気で雑菌が増えやすい時期です。掃除と合わせて、除菌も積極的に行いましょう。

<ソファ>

1. ダニの繁殖しやすいソファは丁寧に掃除機をかける
2. 座面が取り外せるタイプなら、取り除いて奥まで掃除機をかける
3. 除菌スプレーをかける

<フローリング>

1. 掃除機のまえに、お掃除シートで大体のホコリを取る
2. 四隅まで掃除機をかける
3. 弱アルカリ性の家具用洗剤、もしくは重曹水をつけた雑巾で拭く

夏の働き者エアコンのカビ対策!

0718_02エアコンを使う時期になると、フィルターを掃除するのは当たり前ですね。ただ、意外と忘れられているのが吹き出し口の手入れ。吹き出し口はフィルターと同様、風の通り道です。

ここにカビが潜んでいたとしたら、部屋中にカビを散らすことになります。

<フィルター>

1. フィルターにざっと掃除機をかける
2. ホコリが散らないように静かに取り外す
3. 中性洗剤や重曹水を使って水洗い
4. 水気が無くなるまで日陰で干す

<エアコンの吹き出し口>

エタノールを含ませたスポンジで吹き出し口を拭く(硬い面は使用しない)

夏こそお掃除時なのは油汚れ!

0718_01夏に一番掃除して欲しいのは「油が付きやすい場所」です。掃除が大変な油汚れも、気候が暖かくなるとゆるんでくれます

普段は手を出しにくいグリル内部も、この機会にしっかり手入れしましょう。

<換気扇フィルター>

1. 重曹を溶かした40度のお湯に30分ほど浸ける
2. 油が浮いてきたら、ヘラで取り除く
3. ヘラで取りきれなかった細かい個所をブラシでこする

<グリルの内部>

1. キッチンペーパーに重曹を溶かしたお湯を染み込ませる
2. そのキッチンペーパーをグリル内部に直接貼り付けていく
3. 数分置いて油が浮いてきたら、そのままキッチンペーパーで拭う
4. 最後に水拭き、更に乾拭きをする

夏は水が冷たくないので、拭き掃除が冬ほど苦になりません。日も長くなっているため、夕方からでも気軽に掃除に取り掛かれます。このように、夏に掃除するメリットはたくさんあるのです。

これを機に、大掃除は年二回にしてみませんか?