自然に触れる!親子でベランダガーデニングを楽しもう


広いお庭がないマンションやアパートでも、子どもと手軽にガーデニングが楽しめると人気のベランダガーデニング。
植物のお世話をすることは、子どもたちが季節や命を感じることができる貴重な経験でもあります。
しかし、何から始めればいいのか分からないという人も多いでしょう。
そこで今回は、ベランダガーデニングの始め方や楽しむポイントについて解説していきます。

ベランダガーデニングを始める準備

ここでは、ベランダガーデニングを始める準備について解説していきます。

準備する道具

ベランダガーデニングを始めるためには、まず必要な道具をそろえましょう。
必要なものとしては、一般的なガーデニング用品と同じです。
プランターや園芸用鉢底ネット、培養土、鉢底石、種・苗、シャベル、ジョーロなどがあればよいでしょう。
プランターのサイズは、幅65㎝、奥行き20㎝、深さ20㎝の一般的なものがおすすめ。

植物を植える準備

道具がそろったら、苗や種を植える準備をしましょう。
プランターの底に鉢底石を敷き詰め、培養土をプランターへ入れます。
培養土の量は、プランターの半分より少し下くらいが最適。
ポットから苗を出して根を少しほぐしてから、土のついた状態でそのまま植えます。
いくつかの苗を同じプランターに植える場合は、苗の高さをそろえるようにしましょう。
苗と苗の間に土を入れいき、優しく土をならしていきます。
土入れが終わったら、根本に水をかけましょう。
水のあげ過ぎは、根腐れの原因にもなるため注意が必要です。

ベランダガーデニングにおすすめの植物

子どもと一緒に楽しみながら育てるので、育てやすい植物を選ぶとよいでしょう。
花であれば、パンジーやペチュニア、マーガレットなどがおすすめです。
野菜を育てたい人は、手入れが簡単ですぐ収穫できるトマトやキュウリ、ナスなどが最適。
また、バジルやローズマリーといったハーブ系もベランダガーデニングでは、人気があります。
フルーツを育てたいのであれば、育てやすく害虫被害があまりないブルーベリーがおすすめ。
実を多くつけるため、アイスやヨーグルトのトッピングに最適で、子どもたちにも喜ばれるでしょう。

ベランダガーデニングの注意点

ベランダは、共用スペースとされているケースが多いため、勝手にガーデニングをするとトラブルになることも。
管理会社にベランダガーデニングについてあらかじめ確認しておくと安心です。
さらに、水やりの際には、隣や下の階の人に水がかからないように注意しましょう。
また、子どもとベランダガーデニングをする際には、安全面への配慮が重要です。
プランターは、避難通路を避けて配置し、踏み台にならないよう注意します。
ガーデニング用品を踏み台にして、ベランダから転落する事故を防止するためにも、プランターの配置や道具の配置には十分気を配りましょう。


ベランダで手軽にガーデニングが楽しめるベランダガーデニング。子どもと植物のお世話をしながら、命や自然について学べるため大変人気です。しかし、始め方が分からないという人も。今回は、ベランダガーデニングの始め方や楽しむポイントについて解説していきます。