自宅で出来る! 子どものヘアカットをする際のポイント

「子どもの髪が伸びてきたけれど、美容室へなかなか切りにいけない……」という親御さんは多いのではないでしょうか? そんなときは、自宅でヘアカットをしてあげるといいかもしれません。外出の手間とヘアカット代の両方を省くことができるのでおすすめですよ。
今回は、自宅で子どものヘアカットをする際に必要なものや、カットする際に知っておきたいポイントについてご紹介します。

自宅でヘアカットをする際に必要なものは?

お子さんが遊んでいるときに目にかかる前髪を気にしたり、全体的に量が増えて扱いづらくなってきたりしたときは、ヘアカットのタイミングです。

準備するもの

・ヘアコーム(くし)……髪の毛をとかしたり、分けたりする際に使用します。
・ヘアカット用のハサミ……切れ味の良い髪の毛用のハサミがおすすめです。
・すきバサミ……ご家庭用であれば、一度にすける量が10~20%ぐらいのすきバサミが最適です。
・バリカン(ベリーショートの場合)……刈り上げスタイルを手早く作れます。
・霧吹き……毛先を揃えてカットする際、水を入れて吹きかけます。

下に新聞紙を敷き、散髪用ケープと汚れてもいいタオルを首に巻いておくと、後片付けが楽になります。
髪をブロッキングするため、「ダッカール」と呼ばれるヘアクリップを2~4本用意するのもポイントです。

また、ヘアカットの途中でお子さんが飽きてぐずってしまいそうなら、お気に入りのDVDや動画などを流してあげるのもおすすめです。

失敗しない自宅ヘアカットのポイントは?

ご自宅でヘアカットをするとなると、「失敗したらどうしよう……」と不安な方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、以下のちょっとしたコツを知っておくことでうまくカットできますよ。

子どもがヘアカットに慣れていない場合は部分カットから始める

お子さんの年齢にもよりますが、最初から全体のヘアカットをしようとするのは難しいかもしれません。全体カットはよほど慣れている人じゃないと時間がかかりますし、切っている間に子どもが飽きてしまうことも多いからです。ヘアカットに慣れていないお子さんの場合は、「前髪だけ」「襟足だけ」など、カット部分を限定してチャレンジしてみましょう。

顔周りの髪の毛から切る

セルフカットをする際は、全体の長さを決めたあとに前髪、耳の周り、後ろ髪……というふうに「顔周りの毛」からカットします。長さを調節したらすきバサミを入れて、毛先を自然に整えましょう。毛束1か所につき2~3回ほどすけば、ちょうどよい量になります。同じ場所ですきバサミを入れるとそこだけ不自然な仕上がりになりますので、1回ずつ毛先へ向かってすくのがコツです。

ブロッキングをしてサイドの毛もすいていく

サイドの髪の毛が伸びると、髪が膨らみやすくなります。そのため、外側の毛をヘアクリップでブロッキングしてから、内側の毛の中間から毛先にすきバサミを入れましょう。

仕上げにすきバサミで全体の毛量を調整

仕上げは前髪やサイド、トップの髪のバランスを見ながら、すきバサミで長さ調整をします。カットしたラインが凸凹になっていたら、すきバサミで量を少し減らしてみてください。また、左右で髪の長さが違っていることも多いので、髪を引っ張って長さが同じになっているかを確認し、調整して仕上げましょう。

おうち時間を活用して子どものヘアカットをしてみよう!

子どものヘアカットには少々のコツが必要ですが、大人に比べると髪の毛の量も少ないので、比較的トライしやすいといえます。最近では動画サイトでも“子どものヘアカットのコツ”を調べることができますので、参考にしてみるのもおすすめです。
おうちでたくさん過ごす今の時期こそ、セルフカットにチャレンジしてみましょう。