布団に入っても寒い!? あったかく眠るためのコツ5つ

布団に入っても寒い!? あったかく眠るためのコツ5つ

朝晩の冷えが強くなり本格的な冬が近づくと、毛布や羽毛布団などの寝具を買い足すべきか考える方もいることでしょう。冬場の夜中に寒くて寝付けないのも困りますが、冬にしか使わない寝具を増やすのも収納に場所を取るし、できるだけ避けたいものです。そこで、かさばる寝具をふやさずにあたたかく眠るコツを5つ紹介します

コツ1:布団の湿気を取り除こう

寒い時期でも寝ている間に汗はかくので、掛け布団と敷布団の間は湿気を多く含みます。湿気を含んだ布団は冷たく感じますので、昼間の間に掛け布団を一度敷布団からはがし、湿気を飛ばすことで布団の冷たさを和らげることができます。布団乾燥機などで乾燥させるとより効果的です。
さらに、掛け布団の中綿により多くの空気を含ませた方が保温効果が高まりますので、掛け布団を軽く振って、ふわっと空気を含ませましょう。

コツ2:毛布は羽毛布団の上に重ねよう

羽毛布団と毛布をかけて眠るときは、毛布を布団の上にかけた方があたたかく感じます。羽毛布団の羽毛は体温で暖められることで保温能力が発揮され、その上に毛布をかけることでその熱が逃げにくくなるからです。
羽毛布団に乗せる毛布は、軽めのものを選ぶのがポイントです。重い毛布は羽毛がつぶれてしまい、保温能力が発揮させません。もし軽い毛布がなければ、ブランケットや夏に使用しているタオルケットでも効果があります。

コツ3:断熱シートで底冷えを防ごう

寒いと体の上にかける寝具を増やしがちですが、実は体の下に敷く寝具を重ねた方が保温効果が高まります。布団の中の暖かさは敷布団やマットレスを通して逃げていくことが多いからです。
もし毛布が1枚しかなければ体の上よりも下に敷くようにしましょう。また、特にフローリングの上にマットを敷いている場合は、床の冷えが伝わりやすいので、断熱シートなどをマットの下に敷くと効果的です。

コツ4:お風呂のあとすぐに布団に入る習慣を

風呂上がりは身体が温まっているので、体が冷えないうちに布団に入れば布団の冷たさも和らぎます。冬場は、あとは寝るだけの状態でお風呂に入り、お風呂から出たらすぐに布団に入る習慣にするのもよいですね。

コツ5:あたためグッズを活用しよう

寝具を増やすと収納場所に困りますが、湯たんぽや電気毛布、電気ブランケットならそれほど場所をとりません。寝る30分前ぐらいにセットしておけば、布団に入る時はすでにあたたかい状態になっています。寝る時に湯たんぽは足元の届かない場所へ、電気毛布や電気ブランケットはスイッチを消してしまっても十分あたたかく眠れるでしょう。

布団に入っても寒い!? あったかく眠るためのコツ5つ
ぶ厚い寝具を増やさずに、布団をあたたかくして眠れる方法を紹介しました。もし布団乾燥機を持っているようであれば、布団の入る前に終わるようにセットすれば、湯たんぽ代わりにもなって一石二鳥ですね。ぜひ試してあたたかい布団で寒い冬を乗り切って下さい。