子どもに音楽を習わせることにはたくさんのメリットがある!

子どもの習い事の中でも人気なのが、ピアノやお歌などの音楽の習い事です。音楽を習わせると音感やリズム感などが身につく利点がありますが、実はその他にもさまざまなメリットがあります。

そこで今回は、子どもに音楽を習わせるメリットについてご紹介します。「子どもに音楽系の習い事をさせたい」と考えている親御さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもに音楽を習わせるとどんなメリットがある?

歌やダンス、ピアノなどの音楽の習い事は、子どもの音感やリズム感を育んでくれます。また、音楽に親しみを持ってもらえるのもメリットです。
また音楽の習い事は、歌を歌う・指を動かす・音を聴く、などの動作を繰り返しおこなうことで、脳の働きをアップさせる効果もあります。
さっそく、音楽を習うとどのような効果があるのかを見ていきましょう。

集中力、忍耐力アップ

音楽の習い事は、楽器や歌のメロディーを覚えて繰り返し練習をします。親御さんの中には、「実際に音楽を習わせ始めてから子どもに集中して取り組む力がついた」という方も多いのです。
集中力や物事をやり通す忍耐力は、大きくなってからの勉強にも大切な要素です。これら2つの力を身に着ければ、学習能力にも大きな影響が出るでしょう。

社会性(協調性)の向上

教室やコースがグループレッスンの場合、習い事の場で新たな友達ができます。相手の様子を見ながら合わせたり、コミュニケーションを取ったりしながらレッスンを繰り返すことで、協調性や社会性が身に着きます。

達成感

「何かをやり遂げた」という達成感は子どもの大きな自信となります。何事にもチャレンジする精神は、自分に自信があってこそ育まれます。
音楽教室では先生が短期目標と長期目標を設けてくれるので、子どもの達成感を積み重ねられるのがメリットです。

数の概念

音楽の習い事ではリズムの拍やビートなどの「数の概念」に触れることができます。「四分音符は全音符の1/4」など、分数や数の概念を体感できるため、のちの算数の勉強の基礎となってくれるでしょう。

言語生成能力

ピアノやギターなど両手で別の動きをしながら演奏をする習い事は、右脳と左脳の両方を刺激します。つまり、感性と論理能力の発達を促してくれるのです。
アメリカのノースウエスタン大学でおこなわれた調査では、子どもに音楽教育を実施したところ言語生成能力がアップしたというデータもあります。言語生成能力がアップすれば、英語などの外国語を習得するのもスムーズになります。

子どもに音楽を習わせるなら何歳くらいから?

子どもに音楽を習わせはじめるのは、3歳~5歳の間がおすすめです。
子どもは3歳くらいになるとごっこ遊びに夢中になります。これは想像したり空想したりすることが楽しくなるからです。感受性が伸びていく時期なので、音楽に触れさせてあげることでより感性が育まれていきます。

さらに、4~5歳の時期になると子どもの「聴く力」がぐんぐん伸びていきます。この頃になると真似をするのが上手になるので、先生の真似をしながら歌ったり、演奏したりしながら音感を伸ばしていくことができるのです。
その後6~9歳になれば、より高度なレッスンにも取り組めるようになります。

子どもの脳と心を育む!音楽を習い事に選んでみよう

音楽の習い事は、子どもの集中力や感性、言語能力などを伸ばしてくれます。さらに、先生やお友達とコミュニケーションを取りながら過ごすことで、社会性も身についていきます。何より、音楽を楽しむ心や演奏のテクニックは一生ものの財産です。
「子どもにさまざまな力を身につけさせてあげたい」という親御さんは、音楽の習い事を検討してみてはいかがでしょうか。