エアコンを使わない時期にやっておくことは？
梅雨前の4～5月頃は、冷房も暖房も必要がなくエアコンを使用しない日が続きやすい時期です。この時期、エアコンをついついそのまま放置していませんか？この時期だからこそやっておきたいことがあります。また、エアコンのコンセントはどうしたらいいのか悩む時期でもありますよね。
ここでは、エアコンを使わない時期にはコンセントは抜いたほうがいいのか、また冷房シーズン前にやっておきたいことなどをご紹介します。
エアコンを使わない時期はコンセントを抜くべき？
コンセントを抜いておくと電気代節約になる
エアコンを長期間使用しない場合は、コンセントを抜いておくことをおすすめします。なぜなら、コンセントを差したままにしておくと、使用していなくても電気代がかかってしまうからです。待機電力といって、エアコンはすぐに使用できるように常に電力がかかっている状態になっているのです。
コンセントは高い位置にあり抜くのが大変だという方は、ブレーカーを切っておくことでもコンセントを抜いていいるのと同じ状態になるので、電気代はかかりません。
長期間使用しない場合には、コンセントを抜くかブレーカーを切っておく、このどちらかをすると良いでしょう。
再度エアコンを使用する際の注意点
長い期間使っていなかったエアコンを再度使用する際には、確認しておきたいことがあります。それは、コンセントを差したままにしていたのか、抜いていたのかです。
コンセントを差したままにしていた場合は、待機電力がかかった状態になっているので、スイッチを入れればすぐに使うことができるので問題ありません。コンセントを差したままブレーカーを切っていた場合もこれに当てはまります。
一方、コンセントを抜いていた場合は、室外機のガスが待機電力に合わせて調整されていないので、コンセントを差してすぐにスイッチを入れると、コンプレッサーへの負荷が大きくなってしまいます。そのためコンセントを差した後、5時間ほど待機させる必要があります。
エアコンを使っていない時期もフィルター掃除を！
エアコンは使っていなければ汚れないと思っていませんか？それは間違いで、エアコンは長期間使わないことでかえってホコリが溜まりやすい状態になっているのです。春や秋など、長期間使わない時期にはエアコンカバーなどを活用してホコリの侵入を防ぎましょう。
エアコンカバーを使用したうえで、さらにしておいたほうが良いのがフィルターの掃除です。エアコンを使用するしないに関わらず、月に2回はフィルターを掃除して清潔に保っておくのが理想的です。掃除機やブラシ、中性洗剤などがあれば自分でも簡単にできるので、定期的におこなうことをおすすめします。
エアコンを使わない時期にはしっかりとクリーニングを
春や秋など、エアコンを使わない時期には、業者に依頼してしっかりと内部までクリーニングをするのがおすすめです。
春や秋にエアコンクリーニングをするメリットとしては、クリーニング料金が繁忙期に比べて安いということでしょう。予約も取りやすいです。また、暑くも寒くもなく気候が安定していることもメリット。エアコンクリーニングのいちばんの繁忙期は夏だといわれています。これからの冷房シーズン前に、一度業者に依頼してしっかり内部までクリーニングしてもらってはいかがでしょうか？
エアコンを使わない季節は、電気代の節約やクリーニングなどをしっかりおこなうチャンスです。この貴重な時期を逃さず、一度しっかりとエアコンのクリーニングをおこない、冷房シーズンに備えましょう。