お片付けが楽しくなる!子どものおもちゃの収納アイデア!

子どもにとっておもちゃで遊ぶ時間は、とっても楽しいもの。また、五感を刺激しさまざまなことが学べる時間でもあります。しかし親の立場から見ると、「お片付けをしよう!と声を掛けると嫌がってしまう」など、悩みが尽きないものです。
そこで今回は、小さな子どもでも楽しくお片づけができる“おもちゃの収納アイデア”をご紹介します。

子どものおもちゃを収納する際に知っておきたいこと

子どものおもちゃは成長ともにどんどん増えていくので、収納に頭を悩ませている親御さんも多いのではないでしょうか。また、子どもがおもちゃを片付けたがらないこともよくありますよね。

おもちゃ収納は、以下のように「子どもが片付けやすい収納システム」を作ってしまうのがベストです。

おもちゃ収納箱はやわらかい取っ手付きのものがベスト

おもちゃを入れる収納箱は、やわらかく取っ手や持ち手穴がついているものをチョイスするのがおすすめです。
このような収納箱なら、子どもがうっかり落としたときでもケガをする可能性が少なくなります。
自立できるしっかりした布タイプの箱や、やわらかい素材(ポリエチレンなど)でできたものを選びましょう。

小さい子どもなら「入れるだけ」収納でOK

1歳~3歳ぐらいの小さい子どもは、おもちゃを分類して片付ける行為が難しいものです。
そのため、大きめの収納箱を用意しておき、何でもそこに投げ込むだけにしておくとお片付けがしやすくなります。このとき細かく分類する必要はなく、あくまでざっくり収納でOKです。

棚に入れる場合は、余裕を持って出し入れできる高さの収納箱にする

収納箱と棚を組み合わせると、より多くのおもちゃが収納できます。
しかしこのとき注意したいのが、棚の高さと収納箱の高さとのバランスです。
棚の高さと収納箱との間に10cm以上のすきまがあれば、子どもが収納箱を出し入れしやすくなるため、片付けがスムーズになります。また、収納箱を置いたままでおもちゃを片付けやすいメリットもあります。

ラベリングで誰でもわかりやすく!

収納箱に何を入れるかラベリングしてあげると片付けがスムーズになります。
ひらがなが読める年齢の子にはひらがなで、読めない子には絵や写真で何を入れるか示してあげましょう。
また、分類が難しいものは“いろいろ入れられる箱”を用意してあげるといいですね。
棚に箱を収納する場合は、箱の場所もラベリングしておくのもおすすめです。

子どもに楽しくお片付けをしてもらうには?

子どもが片付けやすくなるシステムを整えたあとは、声掛け・お片付けに対する意識づけが重要なポイントになります。そのためには「遊びの一環でお片付けを楽しいものと思ってもらうこと」が効果的です。

・親やきょうだいと「お片付け競争」をして、だれが一番にお片付けできるのか決める
・乗り物担当やぬいぐるみ担当など、おもちゃの種類ごとに担当を決めてお片付けをしてもらう
・「おもちゃがおうちに帰れなくて困っているから、おうちに帰してあげよう!」と言ってみる

これらは一例ですが、今日からでも実行できるものばかりです。ぜひ試してみてくださいね。
もしうまくできたら、たくさんほめてあげましょう。

子どもにお片付け=楽しいものと認識してもらおう!


お片付けを嫌がる子どもには、お片付けが「義務」ではなく「楽しいもの」という認識を持たせるのがおすすめです。そのためにはシステム作りと声の掛け方が重要になります。

また、子どもはお片付けをしてほめられたり、部屋がきれいになったりすることで達成感を覚え、成長していきます。初めはうまくできなくても、親が手伝ってもかまいません。少しずつお片付けが楽しいものという認識を持ってもらえるよう、工夫してみましょう!