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6月 23

aicoです。

久しぶりに小説を読みました。

 

 

蔦屋

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歴史は苦手なのですが、この本は意外にもすっかりはまった歴史小説です。

知らなかったのですが、あの今ではすっかり有名なあのカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

「TSUTAYA」の社名となった江戸時代の地本屋の主人『蔦屋重三郎』のお話です。

吉原で今でいう情報誌の出版兼小売店で稼ぎながらも、吉原を飛出し江戸で新しい切り口で

出版業を拡大さ、喜多川歌磨呂や写楽を世に輩出した人物です。

 

Wikipediaによると

松平定信による寛政の改革が始まると、娯楽を含む風紀取締りも厳しくなり、

寛政3年(1791年)には山東京伝の洒落本・黄表紙が摘発され重三郎は過料

より財産の半分を没収、京伝は手鎖50日という処罰を受けた。

 

 

とあるぐらい、娯楽ご法度の世にあっても庶民のニーズに答え続けた

蔦屋重三郎』を史実に基づいたフィクションと知りつつもすごいなーと感心していました。

ぜひ一読してみてください。

 

新しい何か創り出すエネルギーに満ち溢れた当時の様子がよく描かれいて、ワクワクします。

 

それから、最近気になる朝ドラのお話。「ごきげんよう」と「こぴっとしろし!」がマイブームです。

 

朝ドラは、朝霞のどら焼き以外あまり好きではありませんでしたが、

今回の朝ドラは平均視聴率22%を叩き出すだけあって、10人中2人は観てる内の

一人だわぁっと実感するほど毎日楽しみにしている番組です。

 

かつて、昼メロで話題をよんだ『真珠夫人』のモデルとなった華族で歌人『柳原白蓮』の

腹心の友である翻訳家の『村岡花子』の生涯を描いたお話です。

まだまだ女性の立場が低い時代に家族に支えられながら赤毛のアンを始めとする

それまでの日本にはない海外の児童文学を翻訳 をした情熱的な『村岡花子』。

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何処が良いのかよくわかならいのですが、これがまたワクワクしたゃうんです。

 

家に帰って録画した15分間のドラマを観るのが日課になりつつあります。

主人公の花子が出版社に務めて人気作家に何度連載の依頼をするも断られ、

挙句クレームまで受け、新刊雑誌の企画もはねられ、それでも諦めないで本当に

世の中に伝えたい何かを模索する姿、またそんな花子を支えてくれる回りの人物の

縁が微笑ましく羨ましいなぁーと思います。

 

一緒懸命な人の回りにはこんな風に人の縁があるのだなぁと,

LINEもTwitterもない時代なだけにかえって新鮮です。

 

 

こぴっと…“こぴっと”は、山梨ことばで「しっかりしなさい」、「気を入れてやれ(気を入れなさい)」

という意味のことば。「こぴっとしろし!」と言われると背筋がピンと伸びるそうです。

まだご存知のない方は、こっぴと朝ドラ見てみてください。