最近は異常気象の影響でしょうか。
記録的豪雨が全国的に増えてきている関係で土砂崩れなどの被害が全国各地で起こるようになってきているため、
造成現場でのお役所の検査もかなり厳しくなってきています。

この写真のような複雑な現場も、以前でしたら特別な検査などをせずにブロックを積んでいましたが、
今は構造計算をして、更にその上に建物がのっても大丈夫なように、上からの建物の重量やその重さによってかかる土圧を計算して構造物を設置しています。

その構造物の下も地盤改良により地盤を強化し、そして建物の下には更に地盤改良により鋼管杭を打ち込んでいきますので、かなり強固なものになります。

建物の耐久性や強度のための厳しい検査を行うことにより、
たとえ複雑な地形でも、安心して生活が出来るようになるのです。

宗矩