夏の水分不足に注意! 子供に飲ませたい飲み物はやっぱり水?

小さな子どもはとてもよく汗をかきますよね。
実は、子どもがかく汗の量は大人とあまり変わりありません。

しかし、子どもは大人よりも体が小さいためすぐに水分不足になってしまいます。
そのため、こまめな水分補給がとても大切です。
子どもにしっかりと水分補給をさせてあげるためには、水分不足についての正しい知識を身に着けることが必要になります。

水分不足になると?

たかが水分不足と思われがちですが、水分不足によって引き起こされる症状には、非常にリスクが高いものもあるのです。
水分不足によって引き起こされる症状で最もよく知られているのは脱水症状。
のどが渇いたり、おしっこの量が少なくなったりといった症状から始まり、そのままにしておくと頭痛やめまい、吐き気や倦怠感などの重い症状が起こります。

さらに症状が進むと、命の危険にさらされる場合もあるので甘く見てはいけません。

また、日射病や熱射病も水分不足によって起こる症状です。
子どもは外遊びが好きでよく汗をかきますから、遊びに夢中になって水分不足を起こしてしまわないよう、しっかりと注意してみてあげましょう。
幼児で1日に40ml/kg、学童で1日に30ml/kgの汗をかくのに対し、幼児は1日に100ml/kg、学童は80ml/kgの水分を必要とします。
体重15kgの幼児なら15kg×100ml/kg=1500mlの水分が必要になる計算です。

水分補給には水が最適?

新鮮な水は、子どもの水分補給にはもってこいの飲み物です。
実は水道水はミネラルウォーターやウォーターサーバーよりも厳しい管理がされています。

しかし、カルキの臭いを嫌がる子どもも少なくありません。
またカルキは、大人に比べて抵抗力が低い子どもには不安な場合も。
水道水自体がいくらきれいで安心でも、マンションなどの集合住宅の場合、タンクに一度水をためて供給されていますから、タンクの管理をきちんと行っているかが問題になります。
集合住宅等でタンクの管理が心配な場合は、ミネラルウォーターを利用するのも良いでしょう。

ただしミネラルウォーターは殺菌能力がないため、長持ちはしません。
開封したら2~3日のうちには飲み切るようにしてください。
夏季は水だけではミネラル分が不足するため、同時に塩分を摂るのも忘れないようにしましょう。

甘い飲み物は厳禁!

甘い飲み物は厳禁!

子どもは甘いモノが好きですから、ジュースも当然大好きです。
しかしジュースにも、100%果汁のジュースものや甘味が入ったものなどさまざまな種類がありますよね。

一見体によさそうな100%果汁のジュースですが、実は多くの糖分が入っています。
紙パックの果汁ジュースでスティックシュガー2本分(10g)前後の砂糖が入っているため、全部を飲んでしまうだけで糖分の摂りすぎに。
果汁ジュースを飲ませるなら、家庭で果物を絞って飲ませるのが理想的です。

また、スポーツ飲料ならば体によさそうに思われますが、スポーツ飲料にも糖分が多く入っています。
スポーツ飲料はイオン補給ができる機能性飲料ですが、多くの量を飲むと糖分過多になることをよく承知したうえで量を考えて飲ませるようにしておきましょう。

小さな子どもの夏の水分補給についてお話しました。
汗を良くかくこの季節、お出かけに行く際はお水やお茶を持ち歩き、適度に飲ませてあげるようにしてくださいね。