カーペットは優秀な空気清浄機? アレルギーに有効って本当?

アレルギーがある人の中には、「カーペットを敷いてはいけない」と思っている人が少なくないようです。

しかしそれは都市伝説とでもいってもいいでしょう。
ここでは、カーペットがアレルギーの人に有効だということをご紹介します。

カーペットはアレルギー症状を引き起こさない?

アレルギーの人はカーペットを敷いてはいけないというのは大きな誤解です。
誤解を引き起こした原因のひとつに、「カーペットにはダニが湧く」というものがあります。
確かにカーペットはダニの住処になりますが、カーペットからダニが生まれているわけではありません。
ダニを発生させなければ、カーペットにダニが住み着くことはないのです。

また、仮にカーペットがダニが住み着いたとしても、厚みのある布団のようにダニが奥に逃げ込むということはありません。
毛の長いカーペットでも10mmといった程度ですから、ダニはカーペットの表面にいることになり、掃除機で吸い取ることが可能です。

アレルギー症状を起こさないようにするには、アレルギーのもとになるアレルゲンを吸い込まないことが条件になりますが、そのためにはアレルゲンが空気中に漂わないようにすることが必要です。
実はこれに、カーペットが効果を発揮します。

「カーペットを敷いていると、空気中にチリ埃が舞う」というイメージを持っている人が多くいますが、実際にはカーペットを敷いている方が空気中舞う埃を少なくすることができるのです。
そのため、カーペットを敷くことはアレルギーがある人に有効だと言えます。

カーペットのダストキャッチ効果

カーペットを敷いていると埃が多く舞うように思う人がいますが、実際にはカーペットを敷いた方が空気中に舞う埃は少なくなります。
これはカーペットにダストキャッチ効果があるためです。

ダストキャッチ効果とは、毛に絡んだ埃を逃さないことです。
カーペットをたたくと埃がたつというのは、逆をいえば、カーペットが埃を吸い込んで離さないでいるという証拠でもあります。

つまりカーペットには空気清浄器のような働きがあるのです。
小さな子供がいる家庭や、ハウスダストなどにアレルギーがある方、花粉アレルギーの方、小児喘息の方は、カーペットで空気中に埃などが舞うのを防ぐようにしましょう。

カーペットのお手入れ

カーペットのお手入れ

カーペットの敷きっぱなしは当然よくありません。
お手入れすることも当然必要です。基本は掃除機をかけること。
カーペットの毛の方向に合わせて一方から掃除機をかけるだけでなく、縦と横の方向に掃除機をかけてください。
掃除機をかける頻度は毎日がベストですが、仕事の都合などで忙しい方は2~3日に1回は掃除機をかけるようにしましょう。

ダニはじめじめしたところで増えるため、ときどきカーペットを上げて裏側にも空気をあてるようにするのも忘れずに行ってください。
定期的な手入れをしっかりと行い、部屋の空気を住みやすいものにしましょう。