スーパーで買ってきた野菜や果物はそのまま育てられる?

スーパーで買ってきた野菜や果物は、どれも植物です。
生き物である以上繁殖する本能を持っているはずなので、買ってきた状態のままでも種を取り出すことができるものが多くあります。

特に果物は中に種を含んでいる状態で売られているものが多いので「種を植えて上手に育てれば同じ果物が収穫できるのではないか?
と考えるのは自然なことかもしれません。

買ってきた野菜や果物の種を植えて収穫してみたいという方のため、育てられる植物やおすすめの野菜や果物を紹介します。

スーパーで買った野菜や果物の種、捨てていませんか?

カボチャやナス・トマト・ゴーヤ・オクラ・ピーマンなどが種を含んだまま売られている野菜の代表格です。
一方で果物は、品種が増えて柑橘類に始まって桃やメロン・ビワ・サクランボなどには分かりやすく種が入っています。

まずは、こうした野菜や果物の中で育ててみたいと思ったら種を取り除き、きれいに洗って保管することから始めましょう。

こんなにある「育てられる植物」

こんなにある「育てられる植物」

種あり食品は多くありますが、実際に育てることができるのはどんな植物なのでしょうか。

一般的に売られている野菜、果物類の中で自生してくれる主なものを列挙してみました。

【日本国内で育てられる植物】

・柑橘類

日本全国にさまざまな種類があるので、それぞれの気候・風土に合ったものであれば比較的簡単に発芽します。
ただし育てるとなると実の収穫まで10年単位掛かるので、それまでは単なる観葉植物になります。

・桃

「桃栗三年、柿八年」というように3年程度で初めて実をつけるようになります。
西日本の山陽地方などが産地として有名ですが、その近辺であれば本格的な栽培も可能です。

・ビワ

種から自生している木も多く、日本全国で栽培可能です。
種からの発芽もしますので、間引きに手を抜かなければ甘い実を収穫することもできます。

・リンゴ

日本の在来種もあるので発芽までは可能ですが、産地である青森県のように寒冷地でないと木が育たず、収穫は難しいでしょう。

・柿

日本の田園風景でおなじみの木だけに広範囲で自生してくれます。
甘柿、渋柿ともに栽培が可能なので、8年程度待てば実の収穫も可能です。

その他にアボカド・トマト・カボチャ・ゴーヤ・トウガラシ・マンゴー・サクランボ・イチジク・ブルーベリー・パッションフルーツなどにも発芽もしくは栽培まで可能なものがあります。

日本列島は南北に長い陸地なので、場所によっては気候や風土がかなり異なります。
柑橘類などがその影響をとても受けやすい典型的な例です。
温暖的な地方または寒冷地でしか育たない品種があります。
それぞれの特性を考慮した上で植えると、大きく育てられます。
同様にマンゴーやパッションフルーツといった南国の果物については、九州以南でないと栽培は難しいですが、鉢植えであれば室内で越冬することで栽培が可能となります。